三陸鉄道の新駅「新田老駅」が開業 復興支える役割期待 岩手

三陸鉄道の新駅「新田老駅」が開業 復興支える役割期待 岩手
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東日本大震災の津波で、大きな被害を受けた岩手県宮古市の田老地区に三陸鉄道の新たな駅が開業し、記念の式典が開かれました。
新たに開業した三陸鉄道の「新田老駅」では、18日、新築のホームで記念の式典が開かれ、関係者などおよそ60人が集まりました。

式典では、はじめに三陸鉄道の中村一郎社長が「住民の皆様の生活や観光客の方々の利便性を高めたい」と述べて、駅の開業を宣言しました。

そして、午前9時ごろ、沿線にある小学校の児童や住民たちが大漁旗を振って見送る中、1両編成の記念列車が宮古駅に向けて出発しました。

新田老駅は、この地区に整備された災害公営住宅や高台の住宅地から最寄りの駅となります。駅舎には、18日に合わせて開庁した市の田老総合事務所や保健センターなども入り、住民の生活を支える新たな拠点として、復興を後押しする役割が期待されています。

震災の後、高台に再建した自宅で暮らす70代の男性は「自宅から近い場所に駅ができたので、とても便利になりました。この駅を中心に地元が活気づいてほしい」と話していました。