持続化給付金のオンライン申請を支援 会場設置進む 新型コロナ

持続化給付金のオンライン申請を支援 会場設置進む 新型コロナ
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新型コロナウイルスの影響を受けている中小企業などに政府が現金を支給する「持続化給付金」について、オンラインでの申請に不慣れな事業者を専門のスタッフが支援する会場の設置が全国で進んでいます。
持続化給付金は、売り上げが大きく落ち込んだ中小企業に最大200万円、フリーランスを含む個人事業主に最大100万円を政府が支給する制度です。

申請は、原則、専用のホームページからオンラインで受け付けますが、パソコンなどの操作に不慣れな事業者もいるため、経済産業省は専門のスタッフが入力をサポートする会場を全国に設置することにしました。

このうち、東京 千代田区の会場では、申請者が確定申告などの必要書類を持参し、振込先などの必要事項を用紙に記入すると、支援員がパソコンの入力作業を代行し、迅速な支給を目指します。

会場は、混雑を避けるため完全予約制で、ブースには透明なカーテンが設置されています。

経済産業省は、こうした会場を今月中に全国465か所に設置し、最終的には500か所程度まで増やす計画です。

持続化給付金は、今月15日までにおよそ90万件の申請があり、このうち13万件をすでに支給したということです。