NY株式市場 4日ぶりに上昇も不安定な値動き

NY株式市場 4日ぶりに上昇も不安定な値動き
14日のニューヨーク株式市場は買い戻しの動きが強まり、ダウ平均株価は、4日ぶりに値上がりしました。ただ、景気の先行きを懸念する見方から取り引き開始直後に450ドル以上下落するなど不安定な値動きとなりました。
14日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて、377ドル37セント高い、2万3625ドル34セントで、大幅に値上がりしました。
値上がりは4日ぶりです。

この日は、取り引き開始前に発表された失業保険の申請件数が市場の予想より悪かったとして、売り注文が先行し、ダウ平均株価は一時、前の日に比べて450ドル以上値下がりしました。

その後は、買い戻しの動きが優勢となり、大幅値上がりで取り引きを終えましたが、一日の値動きの幅が800ドルを超える、不安定な動きとなりました。

市場関係者は「全米で経済活動再開の動きが続く中、これに期待する見方と景気の先行きへの懸念の間で市場の見方が分かれていることが不安定な値動きにつながっている」と話しています。