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緊急事態宣言が解除されなかった東京都は、感染状況を評価する目安の数値を設けて、下回った場合は休業要請を緩和する一方、目安の数値は第２波の兆候に速やかに警鐘を鳴らす時の指標にもする方向で最終的な調整を進めていて、ロードマップの骨格として15日に示すことにしています。

緊急事態宣言が解除されなかった東京都は、休業などの要請の緩和や長期戦も見込まれる感染拡大の防止に向けた道筋を示すロードマップの策定を進めています。

これまでの調整の結果、都は、感染状況を評価する目安の数値を設けて、その数値を下回った場合は、休業要請を緩和する方針です。

さらに、この目安の数値は今の感染拡大が落ち着いたあとに起きるおそれのある第２波の兆候が見られた場合に、速やかに警鐘を鳴らす時の指標にもするということです。

目安の数値には新たに感染した人の数や感染経路がわからない人の割合などを活用する方針で、都は具体的な数値など最終的な調整を進めて、ロードマップの骨格として15日に示すことにしています。