営業再開のパチンコ店 公表で客が押し寄せかねず苦慮 千葉県

営業再開のパチンコ店 公表で客が押し寄せかねず苦慮 千葉県
千葉県では、休業要請に応じず営業を続けているパチンコ店が12日の時点で70店ほどに上っていますが、県は、ホームページで店名を公表するとかえって客が押し寄せかねないため、対応に苦慮しています。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、千葉県はパチンコ店やスポーツクラブなどに対し、今月31日まで休業を要請しています。

しかし、連休明けの今月7日以降、パチンコ店が営業を再開しているという情報が相次いで県に寄せられ、調査したところ、68店の営業を確認したということです。

この際に改めて休業を求めましたが、ほとんどの店は要請に応じる意向を示さなかったということです。

しかし、県が以前に店名を公表した際はかえって客が押し寄せる事態になったということで、今回は、店名の公表を控えています。

また、同じく休業を要請しているスポーツクラブやマージャン店、ナイトクラブなども営業しているという情報が相次いで寄せられていて、県は対応に苦慮しています。

千葉県健康福祉政策課は「国の方針を確認したうえで、今後の対応を考えていきたい」と話しています。