聖地巡礼を強行で逮捕者が続出 イスラエル 新型コロナウイルス

聖地巡礼を強行で逮捕者が続出 イスラエル 新型コロナウイルス
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中東・イスラエルで数千人のユダヤ教徒が新型コロナウイルスの感染対策を無視して聖地巡礼を強行し、警察との衝突の末、320人が逮捕されました。イスラエルでは外出制限が緩和されたばかりとあって、懸念の声が上がっています。
イスラエル北部にあるメロン山には例年、ユダヤ教の教えを厳格に守る超正統派と呼ばれるユダヤ教徒およそ4万人が巡礼に訪れます。

ことしはイスラエル政府が新型コロナウイルスの感染対策として巡礼の人数を150人に制限しましたが、12日夜、数千人が聖地に押し入り、かけつけた警察の機動隊と激しく衝突しました。

この衝突で警察官にけがをさせた疑いなどで超正統派の320人が逮捕されましたが、翌日には多くの人が罰金を支払い、釈放されたということです。

現地では11日にもエルサレムで数千人の超正統派がコロナ対策に違反した集会を行い、警察が強制排除しています。

イスラエルでは超正統派のコミュニティを中心に感染が拡大しましたが、その後、抑え込みに成功し、今月、外出制限などの大幅な緩和に踏み切ったばかりです。

このため、地元メディアなどからは超正統派の行動が再び感染の拡大を招きかねないとして懸念する声が上がっています。