大型連休後の「自粛率」全国的に低下 新型コロナ

大型連休後の「自粛率」全国的に低下 新型コロナ
新型コロナウイルス対策で、どれだけ外出を自粛したかを示す指標、「自粛率」について、国立情報学研究所などのグループの推計で大型連休後の日曜日と月曜日はほとんどの都道府県で外出が増え、全国的に自粛率が下がっていたことが分かりました。
これは、国立情報学研究所やキヤノングローバル戦略研究所などのグループが、NTTドコモの携帯電話の基地局の情報をプライバシーを保護したうえで分析したものです。

住宅が多い地域の昼と夜の人口の差からどれだけ外出したかを推計し、ことし1月の平均値と比べて外出が減った割合を「自粛率」として算出しています。

その結果、大型連休後の日曜日となった今月10日は北海道を除くすべての都府県で前の週の日曜日から自粛率は下がっていました。

都道府県別に見てみますと、最も高かった東京都が前の週から1.8ポイント下がり61.1%、次いで神奈川県が前の週から1.9ポイント下がって58.7%、大阪府が前の週から1.9ポイント下がって54.3%などとなりました。

また、平日の今月11日、月曜日についても、平日だった2週間前の先月27日、月曜日と比べると愛知県を除くすべての都道府県で自粛率が下がっていました。

都道府県別に見てみますと、最も高い東京都は4.0ポイント下がって49.1%、次いで神奈川県が3.8ポイント下がり44.8%、千葉県が3.5ポイント下がり38.7%などとなりました。

5月10日 日曜日の「自粛率」

今月10日の日曜日の自粛率(小数点第2位以下四捨五入)
1 東京都 61.1%
2 神奈川県 58.7%
3 大阪府 54.3%
4 千葉県 54.0%
5 兵庫県 53.2%
6 愛知県 53.0%
7 埼玉県 52.2%
8 奈良県 50.7%
9 京都府 50.3%
10 富山県 50.0%
11 岐阜県 48.8%
12 福岡県 48.7%
13 広島県 48.4%
14 静岡県 48.0%
15 石川県 47.5%
16 茨城県 46.7%
17 北海道 46.5%
18 山口県 45.7%
19 栃木県 44.3%
20 熊本県 43.9%
21 滋賀県 43.8%
22 大分県 43.8%
23 三重県 43.7%
24 群馬県 43.5%
25 和歌山県 43.0%
26 島根県 43.0%
27 山梨県 42.8%
28 福島県 42.0%
29 愛媛県 41.9%
30 岡山県 41.9%
31 宮城県 41.8%
32 高知県 41.3%
33 福井県 41.3%
34 新潟県 41.1%
35 香川県 40.8%
36 長野県 40.6%
37 山形県 40.0%
38 佐賀県 39.4%
39 徳島県 38.9%
40 宮崎県 38.4%
41 長崎県 36.9%
42 沖縄県 35.6%
43 鳥取県 35.1%
44 秋田県 35.0%
45 鹿児島県 34.6%
46 岩手県 33.9%
47 青森県 29.7%

5月11日 月曜日の「自粛率」

今月11日の月曜日の自粛率(小数点第2位以下四捨五入)
1 東京都 49.1%
2 神奈川県 44.8%
3 千葉県 38.7%
4 埼玉県 37.2%
5 大阪府 35.6%
6 奈良県 34.4%
7 京都府 32.8%
8 愛知県 32.7%
9 兵庫県 32.6%
10 沖縄県 31.1%
11 福岡県 30.7%
12 石川県 30.5%
13 岐阜県 29.9%
14 滋賀県 29.9%
15 茨城県 28.1%
16 群馬県 27.7%
17 富山県 27.4%
18 山梨県 26.5%
19 広島県 26.2%
20 福井県 25.6%
21 静岡県 25.4%
22 三重県 25.2%
23 和歌山県 24.6%
24 北海道 24.5%
25 栃木県 24.4%
26 長野県 24.3%
27 宮城県 23.3%
28 徳島県 23.1%
29 熊本県 23.1%
30 福島県 22.6%
31 新潟県 22.3%
32 佐賀県 21.6%
33 山口県 21.2%
34 岡山県 21.1%
35 山形県 20.9%
36 島根県 20.9%
37 香川県 20.8%
38 高知県 20.0%
39 大分県 16.9%
40 愛媛県 16.0%
41 宮崎県 15.5%
42 長崎県 15.2%
43 鳥取県 13.9%
44 岩手県 12.8%
45 鹿児島県 11.2%
46 秋田県 9.8%
47 青森県 9.2%