「収入ゼロ これ以上厳しい」営業再開の飲食店も 新型コロナ

緊急事態宣言が続く中、東京都内ではこれまで自主的に休業してきたものの、「収入がない状態がこれ以上続くのは厳しい」として今週から営業を再開する店が増えています。

このうち、東京の吉祥寺駅近くのカフェレストランは先月6日から休業していましたが、12日、およそ1か月ぶりに営業を再開しました。
店では客どうしの距離が近くならないようにテーブルの間隔を広げるなど感染防止対策を徹底していて、少しでも収入を増やすために弁当のテイクアウトも始めました。
この店では、通常の営業のほかにも結婚式やパーティーなど貸し切りでの利用も多く、キャンセルが相次いだ影響で先月は470万円の赤字だったということです。
休業にともなう東京都の協力金や国の持続化給付金などの申請を行いましたが、まだ手元に届いていないということで「収入がない状態がこれ以上続くのは厳しい」として再開を決めました。
店は当面の間、都の要請に応じて午後8時までに時間を短縮して営業するということです。
オーナーの男性は「家賃も人件費も毎月必ずかかるので、もうさすがに動き出さないといけないと考え営業を再開した。行政からの資金は早く支給されればうれしいが、それをただ待つよりも自分たちが店を維持するために、いま何ができるかを模索している」と話していました。
また店を訪れた客の男性は「外食で日常を少し取り戻したような気がします。少しでも経済がよくなるように支援していけたらと考えています」と話していました。
店では客どうしの距離が近くならないようにテーブルの間隔を広げるなど感染防止対策を徹底していて、少しでも収入を増やすために弁当のテイクアウトも始めました。
この店では、通常の営業のほかにも結婚式やパーティーなど貸し切りでの利用も多く、キャンセルが相次いだ影響で先月は470万円の赤字だったということです。
休業にともなう東京都の協力金や国の持続化給付金などの申請を行いましたが、まだ手元に届いていないということで「収入がない状態がこれ以上続くのは厳しい」として再開を決めました。
店は当面の間、都の要請に応じて午後8時までに時間を短縮して営業するということです。
オーナーの男性は「家賃も人件費も毎月必ずかかるので、もうさすがに動き出さないといけないと考え営業を再開した。行政からの資金は早く支給されればうれしいが、それをただ待つよりも自分たちが店を維持するために、いま何ができるかを模索している」と話していました。
また店を訪れた客の男性は「外食で日常を少し取り戻したような気がします。少しでも経済がよくなるように支援していけたらと考えています」と話していました。