ユニクロ きょうから銀座店営業再開 ほかの店舗も順次再開へ

「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングは、およそ1か月にわたって休業していた銀座店の営業を11日から再開しました。休業していたほかの店舗についても、利用客の検温や混雑時の入場制限といった対策を取ったうえで営業を再開する方針です。
ファーストリテイリングは政府の緊急事態宣言が出されて以降、旗艦店となる銀座店をはじめ、国内の店舗の38%にあたる全国311店舗を臨時休業としていました。

しかし、営業再開が進む海外の店舗での事例など、感染防止に効果があるノウハウを共有できるようになったことから、国内でも営業を再開させることにしました。

11日再開した銀座店では、利用客が店内に入る前に、マスクの着用や手の消毒を求めているほか、検温を行って37度5分以上の人は入店を断るということです。

またレジカウンターに透明なスクリーンを設置して飛沫感染を防ぐほか、すべてのフロアを2時間おきに消毒し、混雑した際には店舗の入場制限も行います。

会社ではこうした感染防止対策の準備が整った店舗から、順次、営業を再開させる方針です。

ユニクロ銀座店の菅野俊介店長は「お客様とスタッフの感染防止を徹底して安心安全を確保したうえで営業を続けていきたい」と話しています。