新型コロナ 熊本市で70代男性医師が死亡 県内計3人に

新型コロナ 熊本市で70代男性医師が死亡 県内計3人に
熊本市は、新型コロナウイルスに感染し、医療機関に入院していた70代の男性医師が9日、死亡したと発表しました。
熊本県内で、新型コロナウイルスに感染して死亡した人は、3人となりました。
熊本市によりますと、死亡したのは、熊本県人吉市の球磨病院に勤務していた熊本市東区に住む70代の男性医師です。

男性は先月11日に感染が確認され、熊本市内の感染症指定医療機関に入院して治療を受けていましたが容体が悪化し、9日未明、新型コロナウイルス感染症で死亡したということです。

男性は基礎疾患があったということですが、熊本市は詳しい病状などについては遺族の同意が得られていないとして公表していません。

熊本県内では、これまでに48人の感染が確認されていて、死亡したのは3人となりました。

熊本市の古庄修治理事は会見で「先月27日以降、新規感染者が確認されていなかったが、きのう感染者が確認され、まだまだ予断を許さない状況だ。市としては市民の健康を守るため、関係機関と連携し、引き続き、感染症の拡大防止に取り組む」と述べました。