10万円給付 全国84市区町村で開始 新型コロナウイルス

10万円給付 全国84市区町村で開始 新型コロナウイルス
新型コロナウイルスの感染拡大を受けた現金10万円の一律給付について、総務省は、8日までに全国の84の市区町村で、給付が始まったことを明らかにしました。
先月30日から始まった現金10万円の一律給付は、市区町村が給付の事務を担当していて、総務省は、これまでの実施状況を公表しました。

それによりますと、8日までに全国のおよそ5%にあたる84の市区町村で給付が始まったということです。

一方、申請の受け付けは、8日までに郵送による申請が292の市町村、オンラインでの申請が1116の市区町村で始まっているということです。

このうちオンラインでは、6日までに全国で51万件余りの申請があったということです。

高市総務大臣は記者会見で「それぞれの自治体で、迅速かつ的確な支給に向けて努力いただいている。まだ給付や申請の受け付けが始まっていない自治体には、引き続き、総務省として支援を続けたい」と述べました。

また、親からの虐待で施設に入所している子どもについては、施設と自治体が必要な手続きをとり、本人の手元に自動的に届くようにすることを明らかにしました。