札幌 すすきの カラオケ店破産 新型コロナで経営見通し立たず

札幌 すすきの カラオケ店破産 新型コロナで経営見通し立たず
札幌市の繁華街、すすきので、人気店として知られていたカラオケ店の運営会社が、裁判所に自己破産を申請したことがわかりました。代理人の弁護士によりますと、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で経営の見通しが立たなくなったことが要因だとしています。
自己破産を申請したのは、札幌市の繁華街すすきので、カラオケ店「エル・カーサ」を運営していた「スカイグラウンド」です。

代理人の弁護士によりますと、会社は平成19年に設立され、店は大人数を収容できる部屋や充実した料理で差別化を図ることで、すすきの地区の人気店として知られていたということです。

ところが、新型コロナウイルスの感染拡大で来店客が急激に減少したことに加えて、今後も客足の回復は見込めず経営の見通しが立たなくなったとして、4月30日、札幌地方裁判所に自己破産を申請しました。

負債総額はおよそ2500万円だということです。

民間の信用調査会社「帝国データバンク」によりますと、感染拡大の影響によるカラオケ店の倒産は北海道内では初めてだということです。