赤ちゃん用ガーゼ 品薄続く 手作りマスクの材料に コロナ影響

赤ちゃん用ガーゼ 品薄続く 手作りマスクの材料に コロナ影響
新型コロナウイルスの影響で、赤ちゃん用のガーゼが手作りマスクの材料として売れていて品薄の状態が続いています。
兵庫県姫路市に本社がある子ども用品の専門店、西松屋チェーンによりますと、ことし3月以降、赤ちゃんのもく浴などに使うガーゼタオルなどの売り上げが伸び、通常の3倍近くになっているということです。

このチェーンの神戸市北区の店舗では、先週入荷したガーゼタオルやハンカチなど20点余りが、その日のうちに売り切れたということで品切れになっていました。

手作りマスクの材料にするため購入する人が多いとみられ、なかには同じ商品をまとめ買いする人もいたということです。

このため、この店では「本来の用途以外の購入はお控えください」と掲示して、購入できる数を制限しています。

西松屋チェーンの古賀忍地区長は「赤ちゃん用のガーゼを本当に必要としている人に届けるため、お客さまにも協力していただきたい」と話していました。