こいのぼり130匹 外出できない子ども励まし泳ぐ 岩手 山田町

こいのぼり130匹 外出できない子ども励まし泳ぐ 岩手 山田町
こどもの日の5日、岩手県山田町で、新型コロナウイルスの影響で連休中も遠くに出かけられない子どもたちを励まそうと、およそ130匹のこいのぼりが掲げられました。
この取り組みは山田町商工会青年部が企画し、町内の「鯨と海の科学館」の駐車場に止めた2台のクレーン車を使って25メートルの高さにロープを張って、およそ130匹のこいのぼりを泳がせました。

近くを通る国道や三陸鉄道の車窓など遠くからでもこいのぼりが泳ぐ姿が眺められるように高くしたということです。

こいのぼりは東日本大震災の復興支援として全国から届けられたもので、すがすがしい5月の風を受けて気持ちよさそうに泳いでいました。

孫と散歩に来た60代の女性は「こいのぼりは、いい取り組みだと思います」と話していました。

また、大槌町の6歳の男の子は「こいが好きなので、いっぱいこいを見られてよかったです。連休中はずっと家にいてつまらなかったです。きょうは外に出てこいを見られてよかったです」と話していました。