千葉県も営業続けるパチンコ店に休業指示 新型コロナ

千葉県も営業続けるパチンコ店に休業指示 新型コロナ
千葉県は休業要請に応じずに営業を続けている松戸市と野田市の2つのパチンコ店に対し、法律に基づく休業の指示を出しました。
千葉県は1日、休業要請に応じない県内の3つのパチンコ店について新型コロナウイルス対策の特別措置法45条に基づいて店の名前を公表しました。

このうちの1つの店は2日の夕方から休業したため、千葉県のホームページから店の情報が削除されました。

一方、松戸市と野田市にある2つの店は要請に応じる意向を示していないということで、県は3日、より強い行政措置となる休業の指示を行いました。

2つの店からはいずれも「本部と相談します」という回答があったものの、本部とみられる連絡先とは電話がつながらない状況が続いているということです。

千葉県の森田知事は「協力を得られるよう要請を続けるが、県としてできることはこれが最大限だ。店に対しては丁寧に説明していきたい」と話していました。

また一部の店が営業を再開したという情報も入っているということで、県は引き続き、対応することにしています。

営業続ける店の駐車場はほぼ満車 県外ナンバーも

千葉県が法律に基づく休業の指示を出した2つのパチンコ店のうち、松戸市にある店舗には、大勢の客の姿が見られました。

店の駐車場はほぼ満車の状態で、車のナンバーから判断すると県内外から訪れているとみられ、バイクや自転車を利用する人もいました。