外出自粛呼びかけ IC近くでナンバー確認も 長野 新型コロナ

外出自粛呼びかけ IC近くでナンバー確認も 長野 新型コロナ
新型コロナウイルスの感染が広がる中、長野県は、大型連休に合わせて主なインターチェンジの周辺で外出の自粛を呼びかけるとともに、県外からの人出を把握するため車のナンバーを確認する調査を行っています。
このうち、長野市の長野インターチェンジの出口に近い交差点では、県の職員たちが「往来自粛要請中」と書かれたプラカードを掲げるとともに、走行する車のナンバープレートを確認しました。

調査は、観光や帰省での往来を抑えようと主に乗用車を対象に行われ、午前中は県内ナンバーの車がほとんどでしたが、一部、首都圏など県外からの車も見られました。

長野県は、観光の自粛を呼びかける異例のキャンペーンを展開し、先月25日からインターチェンジや観光地などで実態調査や啓発活動を行っています。

県によりますと、2日の調査では長野インターチェンジを下りた乗用車の数は通常より大幅に少なく、県外ナンバーの車は2割以下だったということです。

長野県観光誘客課の南雲康弘企画幹は「県外から訪れる車が減っていてキャンペーンの効果が出ていると思う。今は感染拡大を抑える大事な時期なので自粛してもらい、終息したあとは全力で観光客を迎えたい」と話していました。