５月１日の東京外国為替市場、円相場はユーロに対して１円以上値下がりしました。

午後５時時点の円相場は、４月30日と比べて34銭、円安ドル高の１ドル＝106円93銭から96銭でした。

ユーロに対しては、４月30日と比べて１円25銭、円安ユーロ高の１ユーロ＝117円25銭から29銭でした。

ユーロはドルに対して１ユーロ＝1.0964から65ドルでした。

市場関係者は「ヨーロッパ中央銀行が30日、量的緩和策の規模を維持することを決めると、一段の量的緩和の強化を見込んでいた投資家の間で、円を売ってユーロを買い戻す動きが強まった。日本では５月６日が期限となる緊急事態宣言が延長される見通しで、経済の先行きを慎重に見極めようという投資家が多い」と話しています。