横浜 民間検査機関 感染していない5人に感染と伝達 新型コロナ

横浜 民間検査機関 感染していない5人に感染と伝達 新型コロナ
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横浜市で、5人の検体を検査した民間の検査機関が判定を誤り、新型コロナウイルスに感染していないのに感染していると伝えていたことがわかりました。市は原因を調べるとともに検査機関を変更することを決めました。
横浜市によりますと、今月27日にドライブスルー方式で採取した5人の検体について横浜市保土ケ谷区にある民間の検査機関、「保健科学研究所」に検査を依頼したところ、翌28日、全員が「陽性」と判定されました。

市は医療機関を通じて5人に結果を伝えましたが、およそ2時間後に検査機関から「検査結果に疑わしい点がある」と連絡があり、その日のうちに、再検査をした結果、全員が「陰性」だったことが分かったということです。

このため市は5人に感染していないことを伝えて謝罪したということです。

横浜市ではドライブスルー方式での検体採取を来月上旬に本格的に導入し、その検査を「保健科学研究所」などに委託する方針でした。

今回のミスを受けて市は判定を誤った原因を調べるとともに、検査の委託先を別の検査機関に変更することを決めました。