日本航空 先月まで3か月間の決算 229億円の赤字 コロナ影響

日本航空 先月まで3か月間の決算 229億円の赤字 コロナ影響
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航空大手の日本航空は、新型コロナウイルスの感染拡大で利用客が大幅に減少したため、先月までの3か月間の決算で最終的な損益が229億円の赤字となりました。3か月間の決算が赤字となるのは、2012年に株式を再び上場して以来、初めてです。
日本航空が発表した先月までの3か月間のグループ全体の決算は、売り上げが前の年の同じ時期と比べて21%減って2803億円、最終的な損益は229億円の赤字となりました。

3か月間の決算で赤字となるのは、経営破綻後の2012年に株式を再び上場して以来、初めてです。

これは、感染拡大によって各国の入国制限や日本国内の移動自粛などの影響で国際線、国内線ともに利用客が大幅に減ったためで、先月までの1年間の決算では、最終的な利益が534億円と、前の年度より64%減少しました。

来年3月期の業績予想については、感染拡大による影響を見極められないとして未定としています。

こうした中、日本航空は手元の資金をあらかじめ確保しておくため、借り入れや社債の発行などでこれまでに1000億円余りの資金を確保し、今後も、金融機関などと資金調達の協議を続けるとしています。

テレビ会議システムで記者会見した菊山英樹専務は「全世界的に感染が拡大し、いまだかつて経験がない事態だ。収束は見通せず、複数のシナリオを用意して資金調達やコスト削減などに取り組む」と述べました。