サッカー本田選手が新事業 トップアスリートの声届けるアプリ

サッカー本田選手が新事業 トップアスリートの声届けるアプリ
新型コロナウイルスの感染がひろがる中、サッカー元日本代表の本田圭佑選手がスマートフォンなどのアプリでトップアスリートの声を届ける事業を始め、ウェブ形式での取材に応じ、「挑戦に対する考えやふだんのエピソードを話すだけで元気づけられる、勇気づけられると思う」と話しました。
この事業は、スマートフォンなどのアプリを通じてトップアスリートたちのさまざまなテーマについての声を届けるもので、本田選手をはじめ、本田選手と親交のある大リーグのダルビッシュ有投手やテニスの錦織圭選手、それに競泳の池江璃花子選手などトップアスリートが16人参加します。本田選手は30日、所属チームのあるブラジルからウェブ上で取材に応じ、報道陣から寄せられた質問を選択する形式で、事業のねらいなどについて話しました。

このなかで、本田選手は、「トップアスリートが感情を込めて深い話を伝えられるサービスだ。新型コロナウイルスで困っている多くの人たちに向けて、問題解決のための発信をするのではなく、挑戦に対する考えやふだんのエピソードを話すだけで元気づけられる、勇気づけられると思う。音声なので移動の時や作業中に音楽を聴くのと同じように聞いてもらいたい」と話しました。

この事業は、29日から始まっていて、6月1日からは月額990円の有料サービスになるということですが、新型コロナウイルスで休校中の子どもたちが多い中、5月末までは無料にしたということです。