空港に旅客機がずらり 車両基地には新幹線が 新型コロナ

空港に旅客機がずらり 車両基地には新幹線が 新型コロナ
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新型コロナウイルスの影響で航空各社は大型連休も大幅な減便を続けていて、羽田空港の駐機場などには留め置かれた旅客機が所狭しと並ぶなど珍しい光景となっています。
29日午前、NHKのヘリコプターが撮影した映像では、羽田空港の244ある駐機場のほぼすべてに旅客機が所狭しと並んでいます。

これらは大規模な減便の影響で多くの旅客機の運航を見合わせるなどしているためで、中には、駐機場に旅客機3機が並んでとめられている様子や駐機場から滑走路につながる誘導路にも旅客機が駐機されている様子も確認できます。

JRの車両基地でも…

大型連休の期間中、JR各社は臨時列車をすべて運休していて、都内の車両基地には多くの新幹線の車両が待機する異例の状態となっています。

NHKのヘリコプターが29日午前撮影した映像では、東京・品川区のJR東海の車両基地には東海道新幹線の車両が、東京・北区のJR東日本の車両センターには東北新幹線や北陸新幹線などの車両が待機していました。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、JR各社は今月24日から来月6日までの大型連休期間中に運行する予定だった新幹線のうち臨時列車についてはすべて運休することにしています。

JR各社によりますと、大型連休の期間中は通常、ほとんどの新幹線を運行させるため、車両基地に待機させておく車両はないということですが、ことしは運行列車が減っているため、車両基地に列車が密集する異例の状態になっているということです。