中国 武漢「入院患者ゼロ」と発表 疑問視も 新型コロナ

中国 武漢「入院患者ゼロ」と発表 疑問視も 新型コロナ
中国で新型コロナウイルスの感染が最も深刻だった湖北省武漢の保健当局は26日、市内の入院患者がゼロになったと発表しました。
それによりますと、25日の時点で市内の2つの病院に入院していた12人全員が26日に退院し今後は、隔離されたうえで経過観察が行われるとしています。

このうち、最後に退院したのは77歳の患者で、2回目の検査が陰性となったことで退院の条件を満たしたとしています。

ただ、武漢の保健当局は市内の重症患者が24日にゼロになったと発表していて、中国のSNS上では、それから僅か2日後に全員が退院したことを疑問視する書き込みもあるほか、これまでも実際の感染者や死者の数が発表より多いのではないかという指摘も出ています。