ザ・ローリング・ストーンズが8年ぶり新曲 都市封鎖を歌う

ザ・ローリング・ストーンズが8年ぶり新曲 都市封鎖を歌う
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半世紀以上活動を続ける世界的ロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズが8年ぶりに新曲を発表し、新型コロナウイルスの影響で世界各地で都市が封鎖され、街に活気が失われた現状が曲に重なるとして、大きな反響を呼んでいます。
1962年に結成されたイギリスの世界的なロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズは23日、8年ぶりの新曲となる「リビング・イン・ア・ゴーストタウン」を発表しました。

「ゴーストタウンに生きる」という曲名のとおり、ミュージックビデオには、人通りのないロンドンや大阪などの街が映し出され、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、外を出歩く人が少なくなり、世界中の街で活気が失われた現状と重なります。

ボーカルのミック・ジャガーさんが「今まで楽しく生きてきたのに今ではすべてがロックダウンされて、ゴーストタウンにすむ幽霊のような気分だ」などと歌うこの曲は、発表するやいなやミュージックビデオが100万回以上再生されるなど、大きな反響を呼んでいます。

新曲は1年以上前に手がけた曲がもとになっていて、世界各地で都市が封鎖される事態となり、急いで完成させたということです。

ジャガーさんはSNSで、「私たちが生きている現状に共鳴するような曲があったので、メンバーそれぞれで取り組んで仕上げた。気に入ってもらえたらうれしい」とコメントしています。