医師が新型コロナ感染の菊名記念病院 外来診療など休止 神奈川

医師が新型コロナ感染の菊名記念病院 外来診療など休止 神奈川
横浜市にある民間の病院「菊名記念病院」で医師3人が相次いで新型コロナウイルスに感染し、病院は外来診療や新たな入院患者の受け入れを休止しました。
横浜市港北区にある「菊名記念病院」では、いずれも50代の男性医師3人の感染が21日、確認されました。

横浜市によりますと感染経路はわかっていませんが、3人の濃厚接触者として病院の医師合わせて38人が自宅待機になっているということです。

38人の中には鼻水が出るなどの症状を訴える人が複数いるほか、自宅待機ではない病院のスタッフにも症状が出ている人がいるということです。

感染した3人の医師は今月13日から18日にかけて発熱などの症状が出ていて、病院は18日から救急患者の受け入れを制限したうえ、20日からは外来診療や救急外来を休止し、新たな入院患者の受け入れも中止しています。

また、入院患者は原則、面会禁止として自宅待機となっていない医師などで対応を続け、病院を利用していた患者の健康相談などに応じる専用の窓口を設けているということです。

ホームページによりますと「菊名記念病院」は24時間、救急患者の診療を行うなど救急対応に力を入れている民間の病院です。