埼玉 川口市 入院患者受け入れや整備した医療機関に補助金

埼玉 川口市 入院患者受け入れや整備した医療機関に補助金
新型コロナウイルスの感染拡大で病床がひっ迫する中、埼玉県川口市は入院に必要な整備を行う医療機関に対し、最大1000万円の市独自の補助金を交付することになりました。
埼玉県内では、20日までの感染者が676人に上り、このうち半数以上の370人は病床がひっ迫していることなどから自宅で待機しています。

こうした中、川口市では患者の入院に必要な人工呼吸器などを市内の医療機関が整備した場合、最大で1000万円を補助することを決めました。

また入院患者を受け入れた医療機関に対し、医師やスタッフの負担を踏まえ、1日当たり最大で30万円を支給するとしています。

さらに医師や看護師などが感染し診療を休止した場合は、経営面での支援として収入が減った分の50%、最大で1000万円を補助するとしています。

川口市の奥ノ木信夫市長は「1人でも多くの命を救いたいという思いで始めた。なんとか今の状況を改善したい」と話していました。