外出自粛も館山 沖ノ島周辺に多くの人出 市対策検討へ 千葉

外出自粛も館山 沖ノ島周辺に多くの人出 市対策検討へ 千葉
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、外出自粛の呼びかけが続く中、19日日曜日、千葉県館山市の観光名所、沖ノ島の周辺を多くの人が訪れ、市が対策を検討することにしています。
19日、千葉県南部の館山市は、前日の荒天から一転して晴れとなりました。

観光名所の1つで自然が豊かな沖ノ島の周辺は都内や神奈川県、埼玉県、それに千葉県の北部から訪れて海辺で遊んだり、釣りなどをしたりする人の姿が多く見られました。

また、市内の相浜地区にあり、40台ほどが止められる駐車場は、サーフィンに訪れた人などでほぼ満車となり、近くの飲食店にも行列ができていました。

地元の住民の1人は、「たくさんの観光客が来ていて驚きました。地元の人が外出を自粛し、事業所も休業や営業時間の短縮などに取り組んでいますが、その努力がむだになるのではないかと不安です。感染拡大が終息したら、改めて館山に来てほしい」と話していました。

これについて館山市観光みなと課では、「きのうの観光客の状況は把握している。大型連休に向けて今以上の対応を取れるのか、検討したい」と話しています。