志村けんさんへのメッセージ 東京 東村山市HPで受け付け

志村けんさんへのメッセージ 東京 東村山市HPで受け付け
新型コロナウイルスによる肺炎で先月亡くなったコメディアン志村けんさんの出身地、東京 東村山市では、感染の拡大を防ぐため献花台を撤去したかわりに、市のホームページで志村さんへのメッセージを受け付ける取り組みを始めました。
東村山市出身のコメディアンの志村けんさんは先月29日、新型コロナウイルスによる肺炎のため、70歳で亡くなりました。

市の中心部にある西武鉄道の東村山駅前には、地元の民謡「東村山音頭」をアレンジしたギャグで、市の名前を全国区に押し上げた功績をたたえて、40年余り前に植えられた「志村けんの木」と呼ばれる3本のケヤキがあります。

志村さんが亡くなったことを知った人たちが相次いで訪れたため、市は急きょ、献花台を設置しましたが、感染の拡大を防ぐため、今月5日にやむなく撤去しました。

しかし、その後も花やお供え物を持って訪れる人があとを絶たなかったことから、市は公式ホームページに志村さんへのメッセージを受け付けるコーナーを設けました。これまでに寄せられたメッセージは1万2000件余りに上るということです。

渡部尚市長は「志村さんは東村山の恩人でわれわれの誇りだ。多くの方に志村さんへのお気持ちを寄せてほしいです」と話しています。

メッセージは、四十九日にあたる来月16日まで受け付け、志村さんの遺族に届けられる予定です。