タクシー運転手の解雇相次ぐ 労働組合がホットライン設置

タクシー運転手の解雇相次ぐ 労働組合がホットライン設置
新型コロナウイルスの感染拡大による業績悪化を理由に一斉に解雇を告げられたタクシー運転手からの相談が相次いでいることから、労働組合が緊急のホットラインを設置し相談に応じることになりました。
都内を中心にタクシー事業を展開するロイヤルリムジングループは、先週、グループ会社6社の運転手などおよそ600人を解雇する方針を示しています。

日本労働評議会によりますと方針が示されたあと、運転手から解雇と言われたが有効なのかとか、3月分の給料はもらえるのかなどといった相談が相次いで寄せられているということで、緊急のホットラインを設置し、相談に応じることにしました。

日本労働弁護団の指宿昭一弁護士は「いきなり解雇だと告げられて不安に感じている人も多いと思うが、1人で抱え込むのではなく、気軽に相談してほしい」と話していました。

緊急ホットラインの電話番号は03-3371-0589と080-7560-3733で、
午後1時から4時まで受け付けています。