救急搬送 空きベッド情報など共有で時間短縮に努める 都知事

救急搬送 空きベッド情報など共有で時間短縮に努める 都知事
東京都の小池知事は17日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大で救急搬送の受け入れを複数の病院から断られるケースが相次いでいる問題について「発熱や呼吸が苦しいなど、新型コロナウイルスの感染が疑われる症状の患者で、救急搬送時に受け入れ病院の選定に1時間以上かかっていることが問題になっている。日によっては10件以上あると聞いている」と述べました。
そのうえで、「東京消防庁と都の福祉保健局で病院の空き病棟の情報を共有するなど、連携して受け入れ先の病院の選定に取り組んでおり、都立病院や公社病院などを中心に、できるだけ早く適切な医療につなげるよう努めていく」と述べ、病院の空きベッドの情報などを関係機関で共有することを徹底し、救急搬送の時間の短縮に努める考えを示しました。