プロ野球解説者 梨田昌孝さん一般病棟へ 新型コロナ感染

プロ野球解説者 梨田昌孝さん一般病棟へ 新型コロナ感染
新型コロナウイルスに感染して先月末から集中治療室で治療を受けていたプロ野球解説者の梨田昌孝さん(66)が会話ができるほど回復し、17日に一般病棟に移りました。
梨田さんは先月25日以降、けん怠感や発熱などの症状が出た後、先月31日に重度の肺炎と診断されて大阪府内の病院に入院し、新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

所属事務所によりますと、梨田さんは呼吸が困難な状態だったため、これまで集中治療室で人工呼吸器による治療を受けていましたが、医師と会話ができるほど病状がよくなり、17日、一般病棟に移ったということです。

所属事務所は「見守ってくださっているみなさまに深く御礼申し上げます。本人から直接、メッセージをお届けすることはできませんが現在、容体は安定しております。今後は一般病棟にて快方に向けて治療に専念いたします」とコメントしています。

梨田さんは66歳。プロ野球の近鉄で強肩のキャッチャーとして活躍し、引退後は近鉄と日本ハム、楽天で監督を務めました。現在はNHKのプロ野球解説を務めています。