群馬県 新たに5人感染確認 新型コロナウイルス

群馬県 新たに5人感染確認 新型コロナウイルス
群馬県は、16日新たに60代から90代の男女5人が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。このうち1人は、集団感染が発生した老人ホームの看護師で、濃厚接触者として外出の自粛を要請されていましたが、別の医療機関で1回夜勤をしていたということです。
群馬県によりますと、新たに感染が確認された5人のうち4人は、集団感染が発生した伊勢崎市の有料老人ホーム「藤和の苑」の関係者で、80代から90代の入居者の男女3人と、桐生市に住む60代の職員の男性看護師だということです。

このうち男性看護師は、濃厚接触者として2週間の外出自粛を要請されていましたが、その期間中の今月11日に検査で陰性と判定されたあと、1回桐生市にある「篠原クリニック」で夜勤をしていたということです。

その後、せきの症状が出たため改めて検査した結果、陽性と判定されたということです。県は、クリニックの患者などに濃厚接触者がいないかどうか調べています。

また、もう1人は、富岡市にある保健所の管内に住む60代の女性で、今月10日から、けん怠感や発熱などの症状が出たため検査した結果、陽性と判定されたということです。

群馬県内で感染が明らかになった人は、これで112人となり、このうち4人が死亡しています。