7都府県中心部の人出 感染拡大前より40~70%減 今週横ばい

7都府県中心部の人出 感染拡大前より40~70%減 今週横ばい
緊急事態宣言が出ている7都府県の中心部の15日の人出は、新型コロナウイルスの感染拡大前と比べて40%から70%程度の減少と、今週に入っておおむね横ばいになっています。
NTTドコモは、携帯電話の基地局の情報をもとに個人を特定せず、プライバシーを保護した形で主な都市を500メートル四方に区切って人出のデータをまとめています。

東京 渋谷駅周辺

それによりますと15日午後3時時点の東京・渋谷駅周辺の人出は、感染拡大前のことし1月中旬から2月中旬の平日と比べて64.9%の減少で、14日と比べると3.3%減少しました。

大阪駅周辺

大阪駅周辺では、感染拡大前と比べて70.8%減少し、14日と比べて1.1%減少しました。

兵庫 三ノ宮駅周辺

兵庫県の三ノ宮駅周辺では感染拡大前と比べて50.6%の減少で、14日と比べると5.8%減少しました。

福岡 天神駅周辺

福岡の天神駅周辺では、感染拡大前と比べて53.3%減って、14日と比べると、1.4%の減少でした。

政府は感染拡大を食い止めるため緊急事態宣言の対象地域では出勤する人を最低7割減らすよう求めていますが、このデータでは各都府県の中心部の人出は感染拡大前と比べて40%から70%程度の減少で、今週に入ってからおおむね横ばいになっています。