韓国 総選挙の投票続く 投票所では検温 使い捨て手袋つけ投票

韓国 総選挙の投票続く 投票所では検温 使い捨て手袋つけ投票
韓国では15日、4年に1度の総選挙が行われています。新型コロナウイルスの感染者が1万人を超えるなか、投票所では、体温の測定や手袋の着用などが求められていて、感染防止策をとりながらの投票となっています。
韓国の国会議員を選ぶ総選挙は300議席をめぐって争われ、投票は15日午前6時から1万4000か所余りの投票所で行われています。

新型コロナウイルスの感染者が1万人を超えるなか、投票所では感染を防ぐためさまざまな対策がとられていて、有権者はまず、投票所の外で体温を測定することになっています。

そして、手を消毒したあと、用意された使い捨ての手袋をつけて1票を投じていました。

また、有権者は1メートルの間隔をあけて投票を待つことになっていて、早朝から建物の外まで長い列ができているところもありました。

韓国の選挙管理委員会によりますと、午前11時の投票率は15.3%で、前回4年前より0.8ポイント低くなっています。今回の選挙は5年の任期の後半に入ったムン・ジェイン(文在寅)政権の「中間評価」と位置づけられていますが、経済や安全保障の問題よりも新型コロナウイルス対策が大きな争点となっていて、ムン・ジェイン政権を支える革新系の与党「共に民主党」と保守系の最大野党「未来統合党」のどちらが支持を広げるのか、注目されています。

投票は15日午後6時すぎまで行われ、即日開票されます。