議員秘書ら感染 衆院本会議は予防策講じ質疑へ 新型コロナ

議員秘書ら感染 衆院本会議は予防策講じ質疑へ 新型コロナ
国会では、議員の秘書や国会の職員が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。14日は、衆議院本会議が開かれ、感染予防策を講じながら、安倍総理大臣も出席して、質疑が行われます。
国会では13日、自民党の鳩山二郎衆議院議員の秘書や、衆議院の職員の感染が公表されたほか、自民党の衆議院議員の家族の感染も確認され、本会議場や議員宿舎などの消毒が行われました。

14日は、衆議院で本会議が開かれ、安倍総理大臣も出席して、パートなどで働く短時間労働者が厚生年金に加入しやすいよう、加入条件を緩和するなどとした年金制度改革関連法案の趣旨説明と質疑が行われ、野党側が提出した法案とともに審議入りします。

質疑では新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、政府が決定した緊急経済対策や、ウイルス検査の拡充などをめぐっても与野党の論戦が交わされます。

衆議院では「緊急事態宣言」を受けて、本会議場の密集を避けるため、質疑の間は定足数に留意しながら各会派で出席する議員の数を調整することになっていて、半数程度が席を離れ、中継で質疑を視聴する見通しです。

また登院する議員を最低7割、極力8割削減しようと、1日に開催する委員会の数も絞り込むことにしています。