神戸赤十字病院 医師4人が新たに感染確認

神戸赤十字病院 医師4人が新たに感染確認
神戸市は新型コロナウイルスの患者を受け入れている市内の病院で、医師4人の感染が新たに確認されたと発表しました。病院では13日の外来診療や救急の受け入れを取りやめました。
神戸市によりますと、新たに感染が確認されたのは日本赤十字社神戸赤十字病院に勤務する、いずれも医師の20代から40代の男女4人です。

感染した患者を受け入れているこの病院では、感染者の治療を行う病棟で勤務する20代の女性看護師の感染が12日明らかになり、同僚の職員らの検査を行った結果、医師4人の感染が分かったということです。

さらに、今月10日に感染を発表していた50代の女性も、この病院の看護助手だったことが分かりました。

病院では院内の消毒作業を行うため、13日は外来の診療や救急患者の受け入れを取りやめました。

また、神戸市は、新型コロナウイルスの感染者の1人が12日、亡くなったことを明らかにしました。

神戸市内の感染者の死亡は初めてで、兵庫県内で亡くなった人は合わせて15人になりました。

“診療再開 保健所と相談し決定”

神戸赤十字病院は、ベッド数が310床あり、地域の救急医療の中核を担う病院の1つです。

病院では14日以降の診療の再開については保健所と相談して決める方針で、詳しくは病院のホームページで通知するとしています。