大阪府 14日からの休業要請で最終調整 新型コロナウイルス

大阪府 14日からの休業要請で最終調整 新型コロナウイルス
新型コロナウイルスの急速な感染拡大を受けて、大阪府は府内の遊興施設や運動施設、遊技場などについて、14日火曜日からの休業を要請する方向で最終調整を進めていて、13日午後に開く府の対策本部会議で決定することにしています。
大阪府は新型コロナウイルスの急速な感染拡大を受けて、先週、休業協力を要請する場合の対象となる業態や施設を公表しました。

こうした中、府内では12日までの3日間で、合わせて195人の感染が新たに確認されるなど、感染の広がりに歯止めがかかっていません。

このため大阪府は、休業の要請を行う方向で最終調整を進めていて、13日午後に開く府の対策本部会議で決定することにしています。

要請の対象となるのは、ナイトクラブやインターネットカフェ、カラオケボックスなどの遊興施設や、映画館や劇場、演芸場、集会・展示施設、体育館やスポーツクラブなどの運動施設、マージャン店やパチンコ店などの遊技場、博物館や美術館、図書館、それに学校などの文教施設です。

吉村知事は「府民に伝わるまでのタイムラグを考えると、翌日からというのが合理的だ」と述べていて、府では14日火曜日からの休業を求める方針です。

また、兵庫県も県内の施設に対し、休業協力の要請を行う方向で調整を進めていて、12日、井戸知事が対象となる施設のリストを公表しました。

兵庫県は13日にも対策本部会議を開いて、最終的な方針を決めることにしています。