大阪 西堺警察署の警察官 感染確認 大阪府警警察官で初めて

大阪 西堺警察署の警察官 感染確認 大阪府警警察官で初めて
大阪府警察本部は11日夜、堺市の西堺警察署に勤務する男性警察官が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。この警察官と同じ課の同僚およそ30人を自宅待機としたうえで府警本部から応援を派遣し、警察署の業務を続けることにしています。
大阪府警察本部によりますと、感染が確認されたのは堺市 西区の西堺警察署の交通課に勤務する30代の男性巡査長です。

巡査長と大阪府内の実家で、今月初めに一緒に過ごした東京で暮らす家族の感染が今月9日に確認されていたということです。

大阪府警は警察署内を消毒したうえで、巡査長と同じ交通課のおよそ30人を自宅待機とし、府警本部から応援を派遣して警察署の業務を続けることにしています。

大阪府警の警察官の感染確認は初めてで、ほかの警察官や巡査長と業務で接触した人にこれまでのところ体調不良を訴えている人はいないということです。

大阪府警察本部警務部の熱田好司理事官は「保健所などの調査に協力し、今後も感染防止対策に努めていきたい」としています。