東京拘置所 被告の感染確認 被告や受刑者では全国で初めて

東京拘置所 被告の感染確認 被告や受刑者では全国で初めて
法務省は、東京拘置所に収容されている60代の被告が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。矯正施設に収容されている被告などの感染が確認されたのは初めてです。
感染が確認されたのは東京 葛飾区にある東京拘置所に収容されている60代の男の被告です。

法務省によりますと、今月上旬に東京拘置所に収容した際、この被告から「発熱が続いていた時があった」という自己申告があり、個室で経過を観察していたということです。

そして9日に発熱などの症状がみられたことからPCR検査をした結果、11日、陽性が確認されたということです。

東京拘置所の職員やほかの被告などには発熱などの症状はないということです。

全国の拘置所や刑務所などの矯正施設では、これまでに大阪拘置所で刑務官4人の感染が確認されていますが、収容されている被告や受刑者の感染が確認されたのは初めてです。