福岡市で25人が新たに感染確認 県内で332人に

福岡市で25人が新たに感染確認 県内で332人に
福岡市は11日、40代のタクシー運転手など20代から80代までの男女合わせて25人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。福岡県で感染が確認されたのは332人となっています。
福岡市で新たに感染が確認された25人のうち、城南区の40代のタクシー運転手の男性は今月5日から発熱やせきの症状があり、検査を受けた結果、感染が確認されました。

男性は症状が出たあと外出していないということで、福岡市は同居する家族など濃厚接触者の特定を進めることにしています。

中央区の70代の男性は、9日に感染が確認された80代の女性と同じ住宅型有料老人ホームに入所していたことから、濃厚接触者として検査した結果、感染が確認されました。

この施設ではこれまでのところ発熱などの症状がある人はいませんが、12日も職員や入所者の検査を進めることにしています。

福岡市ではこのほか、「クラスター」と呼ばれる感染者の集団が発生した早良区の「福岡記念病院」で20代の男性看護師の感染が新たに確認され、この病院で感染が確認された人は患者や看護師など合わせて25人になりました。

福岡市でこれまでに感染が確認された人は201人となり、福岡県全体では332人となっています。