岡山で20代女性感染確認 感染経路は不明 県内15人に

岡山で20代女性感染確認 感染経路は不明 県内15人に
岡山市に住む20代の女性が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認され、県内で感染が確認された人は15人になりました。
感染が確認されたのは岡山市中区に住む団体職員の20代の女性です。

岡山市によりますと、女性は先月31日以降、38度を超える発熱や味がわからないなどの症状が出て今月4日と6日にそれぞれ市内の診療所と病院を受診しましたが、いずれの医師も新型コロナウイルスへの感染は疑わなかったということです。

しかし、その後も症状が続いたことから7日、「帰国者・接触者外来」を受診し、8日に感染が確認されました。

県内で感染が確認された人はこれで15人になりました。

女性は先月18日から1泊2日の日程で京都市内を旅行していますが、症状が出るまでに時間がたっていることから岡山市は、「旅行先で感染した可能性が高いとは言えない」としていてどこで感染したかはわからないということです。

また女性は「症状が出始めてからは、外出する時はマスクをしていた」と話しているということです。

岡山市保健福祉局の福井貴弘局長は「感染経路がわからない患者は岡山市内で3人目となり重く受け止めている。ただ、市内で感染がまん延しているとは考えていない」と話しています。