参院 本会議場では各議員が間隔開けて着席へ 新型コロナ対策

参院 本会議場では各議員が間隔開けて着席へ 新型コロナ対策
新型コロナウイルスの感染を予防するため、参議院は10日から本会議場で議員が間隔を空けて座ることなどを決めました。
参議院の議院運営委員会は理事会で、新型コロナウイルスの感染を予防するため10日から本会議場では原則として、各議員が1席ずつ間隔を空けて座ることにしました。

そして議員の名前が書かれた「氏名標」は使わず、議席に置かれた白と黒の紙で出欠を表すことを決めました。

これに伴って通常使っている押しボタン式投票装置のない席も利用することから、賛成や反対の木札を登壇して投票する「記名投票」を除いて、起立採決とすることになりました。

また本会議場に入る職員を減らし、速記者は別室で対応することとし、参観の中止も来月17日まで延長することを決めました。

与野党はすでに本会議場に入る際にはマスクを着用し、手の消毒を行うことを申し合わせています。