杏林大付属病院の20代医師2人が感染 東京

杏林大付属病院の20代医師2人が感染 東京
東京 三鷹市の大学病院に勤務する20代の医師2人が、新型コロナウイルスに感染していることが分かり、病院では濃厚接触者や感染経路について調査を進めています。
新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、東京 三鷹市の杏林大学医学部付属病院に勤務する、いずれも20代で救急外来の女性研修医と消化器内科の男性医師の合わせて2人です。

大学の発表によりますと、2人は今月4日以降、相次いで発熱の症状が出たために自宅待機となり、7日夜になって感染が確認されたということです。現在2人は入院中で、症状は軽いということです。

病院では、保健所の指導を受けながら感染経路の調査を進めているということです。

また、男性医師がふだん勤務する消化器内科の入院病棟について、新規の入院の受け付けを中止したということです。一方、女性研修医が勤務する救急外来は診療を続けているということです。

杏林大学医学部付属病院の市村正一病院長は「適切な措置を取ると共に、より一層感染防止を徹底し安全な医療が提供できるよう努めてまいります」とコメントしています。