首都圏の交通 路線バスの一部では減便の動きも

首都圏の交通 路線バスの一部では減便の動きも
首都圏の主な鉄道や路線バスは、緊急事態宣言に伴う運休や減便は行われず、8日は始発から従来通りのダイヤで運行されています。一方、路線バスの一部では、今後、減便する動きも出てきています。
首都圏の主な鉄道や路線バス各社によりますと、8日は緊急事態宣言に伴う運休や減便は行わず、始発から従来通りのダイヤで運行しています。

しかし、路線バスでは緊急事態宣言を受けて、今後、一部の路線で運休や減便をする動きも出ていて、このうち都内を中心に運行する京王バスは、今月13日から当面、ほとんどの路線で運行本数を減らすことにしています。

京王バスによりますと、混雑による感染拡大を防ぐため、利用状況によっては運行本数を増やす場合もあるとしていますが、詳細はそれぞれのバス停に貼られる新たな時刻表で確認してほしいとしています。

一方、利用者が大幅に減少した影響で、すでに大規模な減便や運休を行っている航空各社は、今回の緊急事態宣言でさらに利用客が減少する事態になれば、今後、さらに減便や運休に踏み切らざるをえないとしています。

このうち、日本航空は8日から今月12日までの5日間、羽田と福岡を結ぶ便など国内線の52路線合わせて769便について追加で減便するということです。

鉄道、路線バス、航空各社は、各社のホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。