大阪府吉村知事「どうしてもという時以外はとにかく家にいて」

大阪府吉村知事「どうしてもという時以外はとにかく家にいて」
大阪府の吉村知事は府の対策本部会議のあと記者会見し、「どうしてもという時以外は、とにかく家にいてくださいということだ。それで救われる命もある」と述べ、生活の維持に必要な場合を除き、外出の自粛を徹底するよう府民に呼びかけました。
この中で吉村知事は「1週間前から緊急事態宣言を出すべきだと言ってきて、今回やっと出たが、いまはぎりぎり感染爆発を抑えられる時期だと思っている。みんなが1つの目標に向かって行動を起こせば最悪の事態は避けられると考えている」と述べました。

そのうえで、「どうしてもという時以外は、とにかく家にいてくださいということだ。それで救われる命もある。特に夜間の繁華街への外出は控えてもらうよう強く要請する。府外の実家に戻るといった、府県をまたぐ移動はぜひ、控えてもらいたい」と述べ、生活の維持に必要な場合を除き、外出の自粛を徹底するよう府民に呼びかけました。

また吉村知事は施設の使用制限を要請するかどうかについて、「新型コロナウイルスの潜伏期間を考えると緊急事態宣言の効果は2週間後に出ると思う。その効果を見極めたうえで、施設に対する使用制限を国と綿密に相談しながら検討したい」と述べました。

そのうえで、「権利の制限については最小限であるべきだが、府民の命を守るという大きな使命があるため、ちゅうちょなく判断していく。繁華街に人が出回るという状況になり、外出自粛の効果がみられなければ、施設の使用制限ということを判断する必要が出てくる」と述べました。