センバツ中止 習志野高が学校で準優勝旗を返還

センバツ中止 習志野高が学校で準優勝旗を返還
新型コロナウイルスの影響でセンバツ高校野球が中止になったことを受けて、去年、準優勝した千葉県習志野市の習志野高校では、開会式で予定されていた準優勝旗の返還が行われました。
ことしのセンバツ高校野球大会は大会史上初めて中止となり、開会式で予定されていた、優勝旗と準優勝旗の返還も行われないままとなっていました。

このため、去年の大会で準優勝した千葉県の習志野高校では、大会の主催者らが出席して返還式が行われました。

野球部の角田勇斗主将から準優勝旗が返還され、主催者である毎日新聞社の広田勝己取締役が「この試練に打ち勝ち、あすがあることを信じて研さんを積んでいただきたい」と激励しました。

これに対し、小林徹監督は「子どもたちが泥だらけになりながら、練習できる日々が一日も早く来ることを願っています」と話していました。

習志野高校では6日始業式が行われましたが、大型連休明けまで休校が決まっていて、野球部を含めて部活動も自粛が続いています。

角田主将は「準優勝旗を無事、返還できてよかった。今は個人で練習するしかなく、チームづくりが遅れているが、夏の大会の開催が決まったら全力で甲子園を目指して頑張りたい」と話していました。