兵庫県知事「県立学校の休校 一部除き19日まで延長」

兵庫県知事「県立学校の休校 一部除き19日まで延長」
兵庫県の井戸知事は6日午前、緊急で記者会見し、県立学校を8日から再開するとしていた方針を変更し、県北部を除く地域で今月19日まで休校措置を延長すると発表しました。
緊急の記者会見をした井戸知事は、県内の感染状況について「一時期、落ち着いたと思われたが、土日にかけて感染者数がかなり増えてきている」と述べました。

そして、県立学校を8日から再開するとしていた方針を変更すると発表しました。

具体的には神戸市や阪神間地域などは「感染者数が増加している」として、今月19日まで休校措置を延長し、週1日ラッシュの時間帯を避けたうえで登校日を設けるとしています。

また、姫路市や明石市などは「感染者数は横ばい」として、19日まで休校措置を延長し、週2回登校日を設けるとしています。

一方、県北部の但馬地域は「感染者が出ていない」として、予定どおり8日から学校を再開するとしています。

井戸知事は「土日の感染者数がこんなに急上昇するとは想定していなかった。さらに、東京を中心に危機感が募っていることや、政府の緊急事態宣言の検討状況などもあった。用心のため、学校再開を強行するよりは見直した方が適切だと判断した」と述べました。