山形 宅配業の男性社員と老人ホーム女性職員 新たに感染確認

山形 宅配業の男性社員と老人ホーム女性職員 新たに感染確認
山形県で、宅配業の男性社員1人と、特別養護老人ホームの女性職員1人の合わせて2人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
感染が確認されたのは、いずれも20代で、
▽上山市に住む宅配大手 ヤマト運輸の男性社員と、
▽大蔵村在住で村内の特別養護老人ホーム「翠明荘」に勤務する女性職員です。

男性は先月30日から発熱があり、ウイルス検査を受けた結果、陽性と判定されました。
先月26日に東京から訪れた友人ら3人で山形市内の居酒屋で食事をしたということで、東京の友人については東京都に検査を依頼しています。
ヤマト運輸によりますと、男性は高畠町にあるヤマト運輸の支店で集配などを行う社員で、ヤマト運輸は5日からこの支店の窓口業務を休止するともに、支店勤務の社員や派遣社員を自宅待機させ、今後の健康状態を確認することにしています。

特別養護老人ホーム勤務の女性は3日、感染が確認された新庄市に住む30代の女性の同僚で、先月31日からのどに痛みがあり、4日ウイルス検査を行った結果、陽性と判定されました。
勤務先の特別養護老人ホームでは今月2日からデイサービスなどの通所者向けのサービスを休止しているということです。

2人は現在、県内の医療機関に入院していますが、症状は重くないということです。

県内で感染が確認されたのはこれで10人となり、県は感染経路の特定を急ぐとともに、新たに感染が確認された2人の行動の確認などを進めることにしています。