新型コロナウイルスの感染が拡大する中、愛知県では４日、新たに名古屋市や豊田市などに住む10代から60代までの男女19人の感染が確認されました。１日で感染が判明した人数としてはこれまでで最も多く、愛知県での感染確認は延べ221人になりました。

愛知県などによりますと、新たに感染が確認されたのは名古屋市や豊田市、それに大治町などに住む10代から60代までの男女19人です。

これは、１日で判明した人数としてはこれまでで最も多くなりました。

このなかには愛知県警察本部に勤める20代から30代までの警察官合わせて５人が含まれるほか、そのうちの１人の妻で名古屋市に住む30代の女性の感染も確認されました。

県警察本部によりますと、警察官５人は剣道の「特別訓練員」として名古屋市内にある「愛知県武道館」で、同じ時期に練習していたということです。

また豊田市の20代の男性はトヨタ自動車の元町工場に勤務していてトヨタなどによりますと、家族の見舞いのため、先月26日から４日間、東京を訪れ、帰宅後、40度の発熱があり検査の結果、感染がわかったということです。

すでにこの工場は消毒作業が行われ稼働しているということです。

このほか大治町の10代後半の男性や、先月末にフランスから帰国した新城市の20代の男性など、12人の感染も確認されました。

これで愛知県内での感染者は延べ221人になりました。