警視庁赤坂署員が新型コロナ感染 署員ら60人余 休ませる措置

警視庁赤坂署員が新型コロナ感染 署員ら60人余 休ませる措置
東京 港区にある警視庁赤坂警察署に勤務する23歳の女性警察官が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。警視庁は一緒に勤務していた署員ら60人余りを休ませる一方、警察署の機能を維持するために本部から100人余りを増援する大規模な対応を取ることにしています。
警視庁によりますと、新型コロナウイルスに感染したことが確認されたのは、東京 港区にある赤坂警察署の23歳の女性警察官です。

先月31日にのどの痛みや発熱を訴えて病院を受診し、当初はかぜと診断されましたが、その後も実家で静養しながら、ほかの医療機関を受診し、PCR検査を受けたところ、4日に陽性と確認されたということです。

女性警察官は刑事課に所属していて、捜査1課と合同で捜査にあたる捜査本部で勤務していました。

警視庁は警察署内を消毒するとともに、一緒に勤務していた署員ら60人余りを4日から休ませることを決めました。これまでに女性警察官のほかに症状を訴えている警察官はいないということです。

一方で、警察署の機能を維持するために、本部の刑事部や地域部などから合わせて100人余りを増援する、大規模な対応を取ることにしています。

警視庁では、ほかにも鮫洲運転免許試験場に勤務する男性警察官と交通安全協会の職員が感染し、試験場は今月1日から閉鎖されています。