沖縄 新たに5人感染確認 2人は感染経路不明 新型コロナ

沖縄 新たに5人感染確認 2人は感染経路不明 新型コロナ
沖縄県は20代から70代までの男女5人が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。沖縄県は当初、6人の感染が確認されたと発表していましたが、このうち1人については「再検査が必要で厳密に言えば感染は確認されていない」として5人に訂正しました。
沖縄県は4日午後、県庁で対策本部会議を開き、50代と70代の男性2人と、20代から40代の女性3人の合わせて5人の感染が確認されたことを発表しました。

5人はいずれも沖縄本島の中南部に住んでいて、3月25日から今月1日までの間に発症し、このうち那覇市の50代の男性は重症で、集中治療室で治療を受けているということです。ほかの4人は重症ではないということです。

沖縄県は当初、6人の感染が確認されたと発表していましたが、このうち1人については「再検査が必要で厳密に言えば感染は確認されていない」として5人に訂正しました。

5人のうち2人は感染経路が不明で、玉城知事は、県内で「市中感染」が広がっている可能性もあるとして先月16日から再開していた県主催のイベントを再び自粛する考えを示しました。

玉城知事は「感染のフェーズが変わったという認識に立ち、今後の感染の急速拡大に対する重要な対策を迫られている局面にある」と述べました。

5人の感染確認は1日の数としてはこれまでで最も多く、沖縄県内での感染確認はこれで16人となりました。